私の過去と自分自身の変化の話②
大学時代に始まる、世界の裏側の探求
9.11テロの本を読んだことをきっかけに、私の探求の日々は始まります。本屋に行くと、たくさんの本が並んでいました。主に調べた内容は以下のようなものです。
・食品の世界の裏側(遺伝子組み換え食物、ターミネーター種子、種の世界的なコントロール、モンサント)
・水の世界の裏側(世界的に水利権をめぐる争いが起きている)
・戦争の裏側(戦争によって儲けている人がいる.人類史上のいくつかの戦争は意図的に発生させられている)
・マスメディアの裏側(新聞やテレビは真実を伝えるものではなく、国民を操作するためのツールになっている)
・革命の裏側(民主革命と呼ばれるようなものでも、背景には軍需産業などがいる場合が多々ある)
・テロ対策の裏側(世界各国で行われているテロ対策は国民の監視に繋がっている)
ざっとあげると、このようなものです。挙げられていないものもたくさんあります。詳細は省きます。私がそれまで信じてきたもの、学校教育で習った歴史や社会の仕組み、テレビで流れてきた情報などを根底から疑わざるを得なくなりました。
この世界は大きな力によってコントロールされている。強大な権力をもった者たちによって、動かされ続けている。陰謀論ではなく事実として、国を超える財力と権力を持った多国籍企業が、世界中の政治を動かし始めている。法律さえも書き換えられてしまう。
当時私は、大学3年、4年の頃。20歳前後。これから社会に出ていく時。そんな時にこのような事実を知ってしまった私は一度、未来に絶望しました。
どんなに頑張ったって、越えられない壁がある。結局は、作られた仕組みの中で生きるしかない。コントロールされた社会で生き続けるしかない。未来を考えると、どうやっても暗い結論にたどり着いてしまって、何も手がつけられないような日もありました。
それでも、自分の可能性を諦めたくなかったから、未来を諦めたくなかったから、私は、世界を変える鍵、自分の可能性を広げるチャンス、新しい生き方のモデルを探し始めることになります。
そして、あるきっかけによって私は大きく変化することになります。
つづく