二本松少年隊~戊辰戦争秘話~
今日の話は二本松少年隊の話です。
二本松少年隊。耳にしたことがあるでしょうか。
いまから150年前、鳥羽伏見の戦いを機に戊辰戦争が発生し、薩長の新政府軍が会津への進撃を始めました。
その時に犠牲になった藩の一つに、二本松藩が存在します。最も早くに激戦地となった場所の一つです。
事実、会津藩の本拠地、会津若松が攻撃される前に二本松藩は攻撃され、二本松城は落城しています。
日本中の多くの藩が、和見的な態度を取る中、二本松藩は会津を守るため、義を貫くために旧幕府軍の最前線で戦いました。
当時二本松藩の主力兵士は南方の白川口の戦い等に出陣していました。
結果的に二本松を守ったのは、主力を欠いた武士たちでした。この時、15歳以下の少年数十人も二本松を守るために戦いました。
初の戦。慣れない刀や鉄砲をもって果敢に戦うも、多くの少年兵は、この時命を落としました。
今、この二本松少年隊の歴史を知る人は、おそらくほとんどいません。
明治維新の過程で払われた犠牲の一つ。
日本の大切な歴史の一つ。
日本の近代化にとって避けては通ることのできなかった歴史。
近々、実際に二本松に行く予定です。実際に自分の目で見ることで分かることもある。
色々感じてきたいと思います。
ということでは、今日は二本松少年隊の歴史を紹介しました。
では。