ストーリーテラーateruiの物語

たくさんの人に伝えたい日本の歴史を中心に発信していきます。aterui(阿弖流為)とは、東北の地に生きた英雄の名前です。阿弖流為のように強く優しくありたいと思い、この名前をつけています。

東京裁判-パール判事が語った言葉-

こんにちは、ストーリーテラー阿弖流為です。今回も東京裁判、パール判事にフォーカスします。

 

前回の投稿で書いた通り、パール判事は東京裁判の判事の一人です。多数派の意見により、日本のA級戦犯の人たちは、有罪判決を下されました。しかし、パール判事は多数派の意見とは異なる意見を提出しました。

 

いくつかパール判事を表すような言葉を引用します。

 

 東京裁判終了後、4年たって再来日した博士は日本の教科書が東京裁判史観にのとって、「日本は侵略の暴挙を犯した」、「日本の国際的な犯罪」などと教えていることをうれい、

「日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って卑屈、退廃に流されていくのをわたしは平然と見過ごすわけにはいかない」

と憤りをあらわにしたというのです。

 日本を侵略国と断じた東京裁判の有罪判決で、それまで築きあげられた日本の伝統文化はことごとく否定されました。日本の歴史はゆがめられ、大東亜戦争(太平洋戦争)をめぐる真実は封印されました。『戦後 歴史の真実』(前野徹著,扶桑社文庫,P.22)

 

 この言葉が表している通り、パール判事は東京裁判によって日本が荒廃していくことを憂いました。

 

「この裁判は、国際法に違反しているのみか、法治社会の鉄則である法の不遡及まで犯し、罪刑法定主義を踏みにじった復讐裁判にすぎない。したがって全員無罪である」と博士は主張しました。法の不遡及とは、後でできた法律で過去の出来事をさかのぼって裁いてはいけないという法治社会の根本原則です。

『前掲』(前野徹著,扶桑社文庫,P.27)

 

 この言葉にある通り、東京裁判国際法の原則、「法の不遡及」のルールを破ってまで、日本人を有罪にし、日本を戦争犯罪国家とするために行われたと、見方によっては言うことが出来ます。

 

日本はなぜ戦ったのか。日本は本当に戦争犯罪を犯していたのか。少なくとも、東京裁判によって日本人の心は傷を受けています。

 

深い傷。東京裁判から70年以上が経った今でも、日本はその傷に苦しめられ続けています。日本人は悪いことをした、間違ったことをしたという、一方的な価値観を日本人はずっと植え続けられています。

 

本当に日本は悪かったのか。パール判事はなぜ日本の立場を擁護しようとしたのか。これを述べるには、当時の世界情勢を見る必要があります。

 

苦しいと分かっていながらなぜ日本は立ち上がったのか。どうしてアメリカは日本を回線へと導いたのか。

 

世界史的な観点を取り入れることで、日本の立場が明確になります。歴史を見るときは、ある一方の観点からだけ見たのでは分からなくなります。

 

教科書で述べられていること、日本の中で大多数の人が信じていることが必ずしも正しいとは限りません。むしろ、逆の場合が多々あります。

 

より広く深い視野で観ることで初めて観えてくるもの。日本とは何か。日本人とは何か。また東京裁判と絡めて記述したいと思います。

 

今日はここまで。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京裁判

こんにちは、ストーリーテラー阿弖流為です。今日は、東京裁判にフォーカスします。

 

東京裁判。ご存知でしょうか。正式名称、極東国際軍事裁判

 

現代の日本に生きている限り、ほとんど耳にすることはないかもしれません。でも、日本の近現代史を追いかけていくと、東京裁判が日本に与えた影響の大きさが無視できないことが分かります。

 

見方によっては、日本を”悪”とするための裁判。この裁判を契機として、日本は”戦争犯罪国”というレッテルを張られることになりました。とても一回では書ききれる内容ではないので、何度か書きたいと思います。

 

東京裁判。1946年(昭和21年)5月3日から1948年(昭和23年)11月12日にかけて行われた日本の「戦争責任者」を裁くための裁判。

 

東條英機をはじめ、陸軍大将、外相ら28名が裁判にかけられました。

 

審理はマッカーサーによって任命された米、英、仏、オランダ、ソ連、カナダ、ニュージーランド、中国、オーストラリア、フィリピン、インドの各国から選ばれた11人の判事によって行われました。

 

罪状は主に次の3つです。

 

「平和に対する罪」、「殺人」、「通例の戦争犯罪及び人道に対する罪」

 

結果は、判決前に病死した2人と病気のため訴追免除された1人を除く全員が有罪となりました。7人が絞首刑、16人が終身刑、2人が有期禁固刑という判決でした。

 

英、米、中国、ソ連、カナダ、ニュージーランドの6か国の判事による多数判決で判決が決まりました。その他の国の判事たちの中には、反対意見を投げかけた人たちもいました。

 

有名なのが、インドのパール判事です。後に、昭和天皇から、勲一等瑞宝章を授与されている人物です。

 

パール判事が何を訴えたのか。日本にとって、世界にとって非常に大切な内容です。これについてはまたのタイミングに書きたいと思います。

 

今日はここまで。

 

では。

人生を変えた出会いと新しい教育

こんにちは、ストーリーテラー阿弖流為です。今日は、私の人生を変えた一つの出会いと私の変化の話を書きます。

 

今から6年ほど前、私はあるドキュメンタリー映画を観に行きました。

 

サティシュクマールさんというインドの平和活動家の方の映画。

 

なんとなく面白そうだと思って観に行った映画。

 

そこである一つの出会いがありました。

 

私の人生を変えた出会い。

 

当時私は社会人1年目。

 

会社員をしながら、土日を使って、色々なイベントに参加していました。

 

観に行った映画もそんな中の一つ。

 

たまたま隣の席に座っていた人と知り合ったことが私の人生を変えました。

 

当時私は、人間の可能性、自分自身の可能性を開く方法を探していました。

 

その方と出会ったことで知ることになった、新しい教育。

 

「ntech」、認識技術と呼ばれるその教育は、今まで出会ったこともないような全く新しい教育でした。

 

本来の自分の姿というものがどういったものなのかを論理的に、そしてイメージで理解していく教育。

 

人間の根本からの変化を阻害してい要因、脳の仕組み、観点。

 

これらのことを理解し、変化の根本の仕組みを知ることが出来ます。

 

私は「ntech」と出会ったことで、自分の本当の可能性と出会うことが出来ました。

 

それまで、未来に対して持っていた漠然とした不安もなくなりました。

 

これからAIが登場してくるにあたって、人間自身の根本からの変化が求められる時代になります。

 

今までの暗記教育の延長では、人間の変化は小さい。

 

もっと深いところからの変化が必要。

 

「ntech」はそれを可能にする教育。

 

人間の深いところからの変化を作り出すことが出来ます。

 

今回は、細かくは書きません。

 

また書きたいと思います。

 

では。

 

 

『尊厳』dignityとは

こんにちは、ストーリーテラー阿弖流為です。今日は”尊厳”という言葉をキーワードに書いてみたいと思います。

 

尊厳、という言葉を聞いて皆さんは何をイメージしますか?

 

他人に傷つけられたくないもの

 

絶対に守り通したいもの

 

人間にとって非常に大切なもの

 

等々、人によって出てくるものは異なると思いますが、私の場合、このようなことが思い浮かびます。

 

尊厳という言葉を、誇り、プライドと言い換えることもできるかもしれません。

 

誇り、プライドは、傷つけられたくないもの。日本の歴史をみても、己の誇りを守るために戦い、命を落とす人も少なくない。

 

時に、それほどまでに大切なものとなる。

 

人間にとって失ってはいけないもの。

 

人間の核心部分にあるようなもの。

 

どんな状況であったとしても、自分の尊厳さえ自ら守りとおすことが出来たならば、その人はきっと、ステキな人生を歩むことが出来る。

 

自分自身を認めること。自分自身に対する深い確信。

 

尊厳を持った生き方をすることはとても大切。

 

尊厳を感じられるのと、そうでないのとでは日々の生活も異なってくる。

 

色々書きましたが、今日はとにかく、尊厳というものが非常に大切なものだということだけ、分かってもらえたらと思います。

 

また詳しく書きます。

 

では。

日本が売られる―アメリカの後を追う日本―読書感想

こんにちは。ストーリーテラー阿弖流為です。今日は、『日本が売られる』(堤未果著,幻冬舎新書)を読んで感じたこと等を書きます。

 

堤未果さんはアメリカを中心に取材し、文章を書いている国際ジャーナリストの方です。堤さんの著書は個人的に非常に関心のあるテーマばかりなので、今までの著書は基本的に全て読んでいます。2回、講演会にも行き、直接お話したこともあります。

 

さて、前置きはこれくらいで本題に入ります。『日本が売られる』という、一見するとかなり衝撃的なテーマの本。中を読んでみると、たしかにタイトルの通り、ぞっとするような内容が多々書かれていました。

 

今、日本国内で起きていること。近々起ころうとしていること。いい意味の変化ではなく、一般的な国民からすると”悪い変化”だと感じる多くの事実。正直、読んでみての率直な感想は”怖い”というものでした。

 

今まで日本国内で守られていた多くのものが、規制緩和やグローバル競争、効率化、貿易の自由化、等の名のもとに、なし崩し的に壊されてきてしまっているということが書かれている。

 

例えば、教育。日本はご存知の通り、今はまだ義務教育です。しかし、今後、近い将来、民間の学校が生まれてきます。すでに日本でも法律が書き換えられ、民間企業が教育の分野に参入できるようになりつつあります。

 

民間の学校が生まれることが意味するもの。利益を追求する企業が学校経営をするようになるとどうなるか。子供たちの成長が主眼に置かれるのではなく、利益を追求することが主題になる。効率化。生産性の向上。なるべく安く、早く、手間をかけずに、教育する。

 

実際、アメリカでは企業が学校教育の分野に入ってきたことで、多くの弊害が生まれている。教師は、生徒の学力が向上したかどうかを評価されるため、不正をしてでも、生徒のテストの点数をあげようとする。生徒が悪い点数を取れば、解雇される可能性もあるため、教師は仕方なく、不正を犯すようになる。点数が悪い学校は閉鎖され、点数を取らせることが出来ない教師は解雇される。

 

たとえば、教育の分野に今起ころうとしていることはこのようなこと。規制緩和の名のもとに、日本の中で守られてきたものが壊れようとしている。

 

今回の本を読む限り、医療、食、教育、情報、漁業、農業、森林、土地、労働力、等これらのものが近い将来、危機的な状況に陥ることが良く分かった。

 

結局、アメリカではすでに、ここに挙げたような分野で、様々な弊害が起きている。日本はその後追いをしている。このまま進めば、10年後にはかなりまずい状況に陥るだろう。医療費は高騰し、食の多様性は失われ、職は外国人労働者にとって代わられ、教育は今以上に画一化し、人間の可能性は小さくなってゆく。

 

日本が今どこに向かって進みつつあるのか、まずは知ることが大切。今回は教育だけを取り上げましたが、他の分野の話もまた書きたいと思います。

 

では。

”正しい歴史”とは

こんにちは。ストーリーテラー阿弖流為です。今日は歴史にフォーカスしてみたいと思います。

 

みなさんは”正しい歴史”と聞いて、何を思い浮かべますか。例えば、日本人は小・中の義務教育、高校教育等を通して、教科書を中心に歴史を教えられます。

 

ここで考えるべきポイントは、教科書に書かれている歴史が”正しい歴史”ということが出来るのか、ということ。

 

日本でいえば、確かに、義務教育を受けるすべての子供たちに、ある一定の歴史観を伝える必要はあると思います。

 

しかし、その時に教えられる歴史とは何なのでしょうか。

 

”歴史は勝者によって記述される”という言葉があります。文字通り、歴史というものは戦いに勝った側、中心で勢力を持った側に都合のいいように書かれる、というものです。

 

つまり、負けた側の歴史というものは、基本的には、あまり伝えられません(もしくは、伝えられたとしても事実を捻じ曲げられてしまうことが多いです)

 

また、ある特定の国にフォーカスした場合、その国に都合のいいような歴史認識を与えるような歴史が教えられる場合が多いです。

例えば、中国の歴史認識では、日本が悪として記述されることが多いはずです。

 

仮に、どんなに証拠があろうとも、その証拠を採用しなければ、歴史はいかようにでも記述することが可能です。

正義も悪も、どちらの視点から観るかによって、全く異なるものになります。

 

ここまでみてくると、”正しい歴史”という言葉自体が、幻想であるということが分かると思います。

 

どの立場から、どの視点から記述されている歴史なのか。

 

ある特定の歴史を鵜呑みにした時点で、他の歴史を見失うことになる。

 

国と国同士の歴史、地域と地域同士の歴史を見る場合も、可能な限り、たくさんの視点で書かれた歴史を見ていく必要があります。

 

そうすることで、比較的偏りのない、歴史を見ていくことが出来ます。

 

少なくとも、”正しい歴史”というものは存在せず、歴史とは誰かがある視点に基づいて記述したものであるということを理解することが大切です。

 

仮に、現時点で、ある国同士が歴史認識を理由として、仲が悪かったとしても、それは解消していくことが出来るはずです。

 

お互いの立場、その当時の時代背景、世界の情勢等を加味して、お互いを理解していくことで、対立ではなく協力という方向性に進めていくことが出来ます。

 

国や立場の異なる人たちが協力していけるようになること。そのためには、一人一人が歴史というものを理解することも大切です。

 

今後、私がこのブログに、歴史のことも多々書いていくと思いますが、それの歴史ですら、ある特定の歴史であるということを理解しておいてもらえたらと思います。

 

今日はここまで。歴史にフォーカスして書いてみました。

教育の力~私を変化させたもの~

人間を根本から変化させるもの、教育

 

今、日本は世界は混迷の時代を迎えている

 

どこに向かって何をしたらいいのかが見えない

 

かつて、私も今の時代に何を目指したらいいのかがみえなくて、ものすごく迷っていた時期があった

 

でも、その状態を変化させたのが教育だった

 

今までにない全く新しい教育

 

暗記教育ではない、人間を根底から変化させる力を持つ教育

 

「ntech」と呼ばれるその教育は、私を大きく変化させた

 

人間は、身体だけの自分をみて、自分だと思ってしまう

 

でも、本来の人間の姿はそうではないということを「ntech」は教えてくれた

 

人間の可能性は無限大に大きい

 

自分が思っている以上に自分が出来ることはたくさんある

 

人間にしかできないことがある

 

それを教えてくれたのが「ntech」だった

 

迷いだらけだった私の人生に光が見えた

 

この教育にこそ、自分の未来、日本の未来があると思えた

 

一人ひとりが自分の可能性を最大限に引き出し、輝いていく世界

 

そんな世界を作ることが出来るという確信を持てた

 

私自身、まだまだ変化の途上だけれど、これから自分の可能性を引き出して、輝いて、日本の未来、世界の未来に貢献していきたいと思う

 

自分の可能性を引き出すことが、みんなのためになる

 

自分が輝くことが、世界のためになる

 

自分を小さく思うことなく、変化し続けて、未来を作っていきたい

 

少しずつ頑張っていきたいと思います

 

今日はここまで

 

では